ytekiの小言(^^)

【咳止め 市販薬】どれがいいの?(Japanese and English)

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English follows Japanese

 

咳が続くと日々の生活に支障がでますよね。

咳し過ぎて腹筋が痛くなったり、、これってダイエット?なんて思うことも

 

咳が続いて、病院に行く時間があればいいのですが、

必ずしもそうとは限らないですので、

そういう時は市販の咳止めで対応しましょう。

咳のメカニズム

咳は主に二つ種類があり、咳中枢(延髄と呼ばれる部分にある)の反応で起きるか、もしくは気管支の反応で起きるかになります。

 

【咳中枢の反応による咳】

口から異物が入ると喉や気管などで、「悪い奴が入ってきた!」とセンサーが反応し、その命令が咳中枢に行き、咳がでます。

 

【気管支の反応による咳】

気管支で起きるものは皆さんもご存知の気管支喘息となります。気管支喘息は気管支の平滑筋といわれる筋肉が収縮して気管支が狭くなり、さらに痰なども出てきて咳がでるという形になります。

 

市販薬の咳止めに含まれる成分

市販薬に限らず医療用もそうですが、含まれる成分は

上記のメカニズムからも分かるように

 

咳中枢(延髄と呼ばれる部分にある)に効く成分、

 

もしくは

 

気管支に効く成分となります。

 

もちろん痰も関連しますので去痰成分も含まれます。

 

気管支喘息はその名の通り気管支で起きていますので、気管支に効く成分を使います。咳中枢に効く成分は基本使われません。

 

一方、風邪は咳中枢に効く成分を使うのが一般的となります。

 

では市販薬に含まれる成分ですが、主なものは下記の通りとなります

 

中枢性鎮咳

①麻薬性:ジヒドロコデインリン酸塩

②非麻薬性:ノスカピン、デキストロメトルファン、グアイフェネシン

 

気管支拡張

テオフィリン、ジプロフィリン、dl-メチルエフェドリン

 

去痰

L-カルボシステイン、塩酸ブロムヘキシングアヤコールスルホン酸

 

【中枢鎮咳薬】麻薬性:ジヒドロコデインリン酸塩

ジヒドロコデインリン酸塩は非麻薬性の鎮咳成分より鎮咳効果が強いですが、その一方で便秘や眠気、めまいなどの副作用が出ることもあります。

喘息の発作が起きている人には使ってはいけないことになっています。 

【中枢鎮咳薬】非麻薬性:ノスカピン、デキストロメトルファン

非麻薬性は麻薬性のコデインリン酸塩に比べ鎮咳効果は劣りますが、その分安全性が高く副作用は少ないとされています。

グアイフェネシンはどちらかというと痰を抑えた

医療現場でも基本的には非麻薬性の鎮咳薬から使用して、どうしてもダメな場合に麻薬性を使うという流れになっています。

気管支拡張薬】テオフィリン、ジプロフィリン、dl-メチルエフェドリン

気管支拡張薬は気管支に作用して、狭くなった気管支を広げるため、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)に効果があり、気管支が原因となる喘息に用いられます。

副作用としてはキサンチン誘導体であるテオフィリンやジプロフィリンで悪心や震えなどが出る方もいますので注意が必要となります。

dl-メチルエフェドリンに関しては子供の風邪薬にも入っている成分で、比較的使いやすいのではないかと思います。(下記ブログをご参照ください)

 

www.ytekiblog.com

去痰薬】L-カルボシステインブロムヘキシングアヤコールスルホン酸、グアイフェネシン

L-カルボシステイン:医療用でも最も使用頻度が高いムコダインと同じ成分

ブロムヘキシン:ビソルボンとして医療用で広く使われており、切れにくい痰に使用される

グアヤコールスルホン酸:医療用としては存在せず、弱い消毒作用や去痰作用

グアイフェネシン:痰を切れやすくすることで咳を抑える作用もある

市販の咳止め

一覧にまとめました。多いのでテーブル分けてます。

 

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※アネトンはジヒドロコデインではなくコデインが含有

パブロンS咳止め

鎮咳、気管支拡張、去痰、抗ヒスタミン(アレルギーを抑える)薬が網羅的に入っているので、個人的にバランスのいい咳止めだと思います。

ただ抗ヒスタミンの眠気などやジヒドロコデインの副作用が心配かな。眠気に関しては、無水カフェインも入っているのでそこをカバーしている。

エスエスブロン錠

去痰薬が2種類入っていることから、咳もそうだけどに重きを置きたい人にいいと思います。

こちらもパブロンS咳止めと同様の副作用が心配。眠気は無水カフェインでカバー。

コンタックせき止めダブル持続性

副作用の少ない非麻薬性の鎮咳のため、パブロンS咳止めやエスエスブロン錠よりは鎮咳作用は弱いと思います。便秘や眠気などの副作用を避けたい人におすすめ。

ベンザブロックせき止め錠

パブロンS咳止めと中身はほぼ一緒だが、パブロンS咳止めには抗ヒスタミン、ベンザブロック咳止めにはトラネキサム酸という喉の炎症を抑える薬が入っているので、喉にも症状がある人にはおすすめ。

新コルゲンコーワ咳止め透明カプセル

パブロンS咳止めより少し鎮咳が弱くなっているが、その分グアイフェネシンによる去痰作用と鎮咳作用でカバー。

こちらもカフェイン系が入っているので眠気はカバー。

アネトンせき止めZ

パブロンS咳止めと比べ弱い可能性がある。去痰作用に関しては漢方であるセネガ乾燥エキスが入っている。

リゾチームが入っているので鶏卵にアレルギー症状(卵アレルギー)を起こした人は使えません。

アストフィリンS

鎮咳作用もあるが、ジプロフィリンが含まれておりどちらかというと気管支に効くお薬ですので、喘鳴がある場合に有効です。

ミルコデA(第一類)

テオフィリンが入っており、喘鳴に有効です。1回量としてはテオフィリンが100mg入っていますので、震えや悪心等に注意が必要かと思います

アネトンせき止め顆粒(第一類)

コデインも入って、テオフィリンも入っているので中枢にも気管支にも効くので最終兵器かとも思っています。もちろん副作用としてはコデインとテオフィリンの両方があるので注意が必要かと思います。

咳の原因は胃酸?

こういった薬を使っても全くよくならないケースはきちんと受診してしてください。他の病気が隠されていますので。

実は胃酸が原因だったてこともあるんです。逆流性食道炎ってやつですね。

そういう場合は、咳止めより胃酸を抑える胃薬のほうが効果が出ます。

あまりに咳が長続きするようであれば受診をおすすめします。

まとめ

かなり個人的ですが、

・ベーシック⇒パブロンS咳止め

・痰がからむなら⇒エスエスブロン錠

・副作用が気になるなら⇒コンタック

・喉が気になるなら⇒ベンザブロック咳止め

・喘鳴なら⇒アストフィリンS、ミルコデ錠A(副作用が心配)

・最終的に⇒アネトン咳止め顆粒

といった使い分けかなと思います。

もちろん、喉の痛みには鎮痛剤でもいいので、パブロンS咳止め+イブとかでも問題ないです。

そこは薬剤師、登録販売員にご確認下さい。

 

English

I write only the parts you want to know.

 

Pabron S cough medicine
Since it contains an antitussive component, a bronchodilator component, an expectorant component, and an antihistamine component (to suppress allergies) comprehensively, I think it is a well-balanced cough medicine personally.

I'm just worried about the drowsiness of antihistamine and the side effects of dihydrocodeine. But anhydrous caffeine relieve the drowsiness.

SSblon tablets
Because there are two types of expectorants, it is good for those who want to put more weight on sputum as well as cough.

I'm worried about the same side effects as Pabron S cough medicine. Sleepiness is covered with anhydrous caffeine.


New Contac cough medicine - double jizokusei
Because of the non-narcotic antitussive with few side effects, I think that the antitussive effect is weaker than Pabron S cough medicine and SSBRON tablets. Recommended for those who want to avoid side effects such as constipation and drowsiness.
 
Benza block cough medicine
The contents are almost the same as Pabron S cough medicine, but Pabron S cough medicine contains antihistamine, Benza block cough medicine contains tranexamic acid. Tranexamic acid that suppresses inflammation of the throat, so it is recommended for those who have symptoms in the throat .
 

Astophyllin S
Although it has an antitussive effect, it contains diprofilin and is a drug that is more effective on the bronchi, so it is effective when you have wheezing.

 

Milcode Tablets A (Class 1)
Contains theophylline and is effective for wheezing. Since the dose contains 100mg of theophylline, I think it is necessary to pay attention to tremors and nausea.

 
Aneton cough medicine granules (Class 1)
It also contains codeine and theophylline, so it works for both the cough central and the bronchi. Of course, side effects include both codeine and theophylline, so I need to be careful.
 

Is the cause of cough stomach acid?
If you do not get any better with these medicines, please consult your doctor. Because other diseases are hidden.In fact, stomach acid may be the cause. It is reflux esophagitis.

In such cases, stomach pills that reduce stomach acid are more effective than cough medicines.

If your cough persists for a long time, we recommend that you visit a doctor.

 

Conclusion
Pretty personal,

・ Basic ⇒ Pabron S cough medicine

・ If sputum is entangled⇒SSBlon Tablet

・ If you are worried about side effects ⇒ New Contac

・ If you are worried about your throat ⇒ Benza block cough medicine

・ If wheezing ⇒ Astophyllin S, Milcodet Tablet A (I worry about side effects)

・ Finally ⇒ Anneton cough medicine granules

I think that it is used properly.

Of course, painkillers can be used for sore throats, so there is no problem with Pabron S cough medicine+ Eve.

Please check with your pharmacist or registered sales staff there.