以前、調剤薬局事務ってどんな仕事かについて書きましたが、今回は面接していた立場から少し書いてみたいと思います。
採用の重要ポイント
最初から結論を書きます。
採用判断基準ですが、私の場合ですと、
経歴や資格を持っているかというより、
会ったときの印象や人柄です。
正直これにつきます。
高学歴とか、すごい資格を持っているとかはあまり気にしていません。
もちろんあったことに越したことはないと思いますが、直接影響はないですね。
①すごく資格持っていて明るさがあまりない方と、
②資格はないが明るさがある方
では②を採用すると思います。
ですので、履歴書がしっかりしていても必ず採用にはならないですね。
むしろあまりにしっかりしすぎていると辞めてしまうのではないかと考えてしまいます。
以前のブログでも書きましたが、私としては調剤薬局事務に必要なものは明るさ(愛想がいい・はきはきしている)と考えています。
というのも薬局に関しては医療だけでなく、サービス業とういう一面もあります。
薬局に患者さんが来なくなっってしまったら薬局として経営が成り立ちません。
ですので、患者さんにまたこの薬局を利用したいなと思ってもらえることが何よりも大切になります。
事務さんは薬局として一番最初に患者さんに接することが多くありますので、ここで印象が大きく変わる可能性があります。もちろん、これが全てではないですが・・・
そのため、私も面接の際はそういったところを重視しています。
会ったときの雰囲気、話し方、受け答えの仕方などですね。(社会人としての最低限の礼儀は身についていることが条件となりますが。)
たまに医療知識について聞かれると心配される方もいらっしゃいますが、私の場合は、医療の知識は正直見ていません。ただし、仕事内容はある程度知っていて欲しいと思います。
実は、採用した方が初出勤の翌日から来なくなってしまったこともありまして、、
来なくなてしまった話を聞くと、想像と違っていたとのことでした、、、
私としてはその方がある程度仕事内容は知っている様子でしたので、あっけにとられた感はありました。
ですので、私の採用基準は会ったときの印象や人柄、そしてその内容は主に明るさ(愛想がいい・はきはきしている)でした。
あとは参考程度に書きます。
経歴
履歴書の経歴についてはどの会社でもそうだと思いますが、
明らかに変だと、正直お会いすることもためらってしまいます。
多いタイプが、会社が短期的にかなり変わっているパターンですね。
主婦とかの理由もなく全く仕事をしてきて来なかったパターンとかも、少し、おや?って思ってしまいますね。
ただ、経歴でそこまで問題なければ次のステップですね。
志望動機
正直世の中にいろいろテンプレート的なものがありますので、私としてはそこまで気にしてないですが、少しは医療、薬局について書いていて欲しいなと思います。
だって、みんなそんなに調剤薬局自体への興味はないと思っていますので。
ただ働きたい⇒他の業種よりなんかいいなーって思っている方が多いんじゃないかな。
でも面接でそれは出さないでくださいね。。本音と建て前です。
接客に問題ないことも書いてあると会ってみたいと思いますね。
趣味・特技
なんでもOKです。ここはあまり見ないです。
でもパソコンに関わることがあったりすると尚いいですね。
調剤薬局事務はどうしてもパソコン関連(POSレジとかも)を使いますので、そのあたりの得意不得意(抵抗ありなし)は聞かざる負えませんので、最初から書いてあると助かります。
まとめ
なんかだらだら書きましたが、まとめます。
・履歴書の学歴とかは気にしない(少し気になるポイントは上記参照)
・志望動機もあまり気にしないですが、医療とか接客を絡めてくれるといいかな
・趣味特技も気にしませんが、パソコン関連への抵抗ありなしが分かるものがあればいいかな
・正直採用は面談次第で、明るさ(愛想がいい・はきはきしている)が重要ポイント
・社会人の礼儀は最低限必要
・医療知識はもちろんあったほうがいいが、全く必須ではない